サカつくEU ~イタリアから欧州制覇へ~ #3 07年1月~5月
1年目の後半戦です。オフまで一気に行きます。
1月
前半戦を9位で終えたラティーナFC、年明けも好調です。
26節クレモネーゼ戦、27節クロトーネ戦を勝って2連勝。1試合引き分けを挟んだ後の29節。
首位を走っていたボローニャに再び土を付ける。なんだこの上位キラーぶりはww
さらに30節、プレーオフ圏を争っていたブレシアにも勝って勝ち点を50に乗せました。
2月
ゲームだけでなく、現実でも欧州サッカーの移籍期間はだいたい7・8・1月となっています。
でもその移籍期間が終わった2月が大事でして。
ボスマン判決というものをご存知でしょうか。90年代にボスマンという選手が起こした訴訟による判決なんですが、それによって2月以降に契約期間が残り1年(=まだ契約更改をしていない)の選手は移籍金無しで移籍出来るルールがあります。ということで入団・紹介は7月になりますが戦力補強に乗り出します。
リーグ戦はトリノ、マントヴァ、ヴェローナ相手に勝って、これで5連勝。その後上位のアタランタに敗れ連勝が止まりますが、バーリに引き分けて勝ち点を60に乗せます。
2月終了時点で、ラティーナFCはプレーオフ圏内の6位まで上昇。自動昇格圏の2位までは勝ち点6差。正直ここまで巻き返せるとはびっくりだが、なんとか食らいつきたい。
3月
その3月、36節トリエスティーナ、37節チェゼーナに勝って連勝。
しかしその後、CAラティーナ、カタンツァーロに引き分けて若干ながら失速。
無敗ですが上位争いには痛い2分けを喫します。
4月
3月の2分けからなんとしても勝ち点を上乗せしたい4月。
プレーオフ圏を争うヴィチェンツァ、アルビーノレッフェに連勝し、願いが通じたのか4連勝。
カランドリアは40~42節で3戦連続ゴールを決める活躍で2桁得点。
残り3節で遂に2位アタランタと勝ち点で並ぶ。直後にはトリノが1差で付いており、3つ巴の様相に。
プレーオフ出場は確定的。自動昇格いけるか?
5月
勝負の5月。
44節テルナーナ戦は終了間際の同点弾で辛くも引き分け。
45節アレッツォ戦に勝って、4位ながらも逆転可能な勝ち点2差。得失点差で上回るのは厳しいので、勝った上でアタランタが負け、トリノが引き分け以下の場合に逆転となります。
セリエB 最終節 vs.リミニ
最終節の対戦カード。ラティーナFCの相手は、23位リミニ。アタランタは10位テルナーナ、トリノは14位アレッツォとの対戦です。
引き分けでこのまま終わるかと思った90分にトゥイッソンが決めてぎりぎり勝利!
さあ他はどうなった。
!? アタランタが敗れ、トリノが引き分け。ということは・・・
成績
逆 転 昇 格
90分のゴールで最後の最後に掴み取りました!
目標にはしてましたが、まさか本当に初年度から昇格出来るとは。
3月の2分けで「もう厳しいか」って思ってたので、よく食らいついたと思います。
引き分けが21と多すぎますが、その反面3敗しかせず、失点も22に抑えられた事が要因でしょうか。
5-4-1という鉄壁フォーメーションの賜物ですね。
1月からの成績がこちら。見事に15勝を挙げました。
優勝したボローニャに2勝出来たのも大きかったと思います。
今回はここまで。次回は、オフシーズン(総括)と来季の準備に入ります。