サカつくEU ~イタリアから欧州制覇へ~ #16 13年1月~4月
7年目後半は強豪4連戦の3戦目からです。
1月
17節、フィオレンティーナからリーグ戦では2年半ぶりの勝ち点3。
カップ、リーグでインテルと連戦。リーグの方は終盤追いつかれた後に決勝点で貴重な勝ち点3を挙げる。
では前半終了時の順位なんですが・・・
ミランとユーベが沈んでいる!
ラティーナFCは3位で折り返し。インテルが抜け出しているように見えるが、2~9位は勝ち点6差の大混戦。
実は先程引き分けなら勝ち点8差が付いていたので大きな勝利。優勝へ千載一遇の機会と見てシーズンを進めます。
後半戦の出だし、ラティーナダービー第2Rは勝利。
レッジーナに危うく負けかける。アディショナルに点を取り合っての引き分け。
イタリアプライムカップ準決勝 vs.ユヴェントス
カップ戦準決勝は今季不調のユーベ戦。
序盤に相手の退場で数的優位になるが、前半・後半に1点ずつ取り合う展開。延長戦も試合は動かずPK戦へ。
ほとんどが外し合う中、2-1で僅かに上回って決勝進出。(画像はなぜか6~10番手になってるが5人で決着)
ブレシアにはしっかり勝って1月は負けなし。確かこの辺りでクレマンがスランプに突入した記憶があります。
2月
1月までの上位争い。混戦が好みな自分は、ここから勝ち点の集計を取り出す。
5位ラツィオ、数節で3位に急浮上していたユーベと連戦。ここを無敗で切り抜ける。
キエーヴォにぎりぎりの勝ち。上に追いつくまでは引き分けすら痛い状態。
とか言ってたらほぼ勝ってきた昇格組のシエナに引き分け。
EL決勝Tの初戦はウディネーゼとのリーグ上位対決。そして3年連続で同国カードが実現。
トレジャーの2得点で1戦目は退ける。
戻ってリーグ戦、同じく3位争いをしていたパレルモに敗れてその差が2。
ラッキーなことにこの間インテルが足踏みをしていたので上との差は離れずに済む。
3月
EL決勝T1回戦の2戦目。
先制されるが直後に取り返したことで実質の3点差を付け、終わってみれば4-2で突破。
28節サンプドリアに最終盤追いつかれてドロー。これで3戦勝ちなしというきつい状態。
今度はEL、2回戦はフランスのパリSG。当時で既に強豪クラブ。
なんとか凌ぎつつ最後に1点をもぎ取って2戦目へ。
30節リヴォルノ戦、後半同点を許すが終盤2発で5節ぶりの勝利。
EL2回戦の2戦目、前半の2発で決着。2年連続のベスト8へ。
31節、前半の1点を守り切る。
そして勝ち点1差だった首位インテルが引き分けたことで、クラブ史上初めて1部首位へ浮上。
4月
1月からスランプだったクレマンが復帰。
首位へ浮上したこのタイミング、最後のピースが埋まったと言っても過言ではないです。
開始早々に先制、しかし前半に追いつかれそのまま引き分け。
アウェイゴールを決められたので2戦目は1点が必要になる状況。
32節パルマにも勝ってリーグ3連勝。
EL準々決勝第2戦。1点が必要なので攻撃全振りの戦術へ変更。
すると前半に大きな2得点。3-1で初めての準決勝進出。
33節カリアリ戦、なんと5-5。
前半は2-2で折り返し、後半2失点で3-4で終盤へ。
89分に追いつくがアディショナルタイム、失点→得点で引き分け。
しかし5得点しても勝てないとは。この試合ほど一喜一憂したものはなかった。
イタリアプライムカップ 決勝 vs.ラツィオ
そんな中迎えた3年ぶりのカップ戦決勝。相手は上位争い中のラツィオ。
前回決勝のミラン戦は勝てると思わなかったが、今回は勝機があるのでフルタイム観戦。
前半40分、フォルチューヌの得点で先制。意外にもこの大会初得点。
さらに60分、今度はヤクブが追加点。FW2人の活躍で優勝へ大きく前進。
そのまま試合終了で3年ぶりのカップ戦優勝!
今季はインテル、ユーベ、ラツィオに勝てたので相手的にも価値のある優勝です。
34節、レッチェに3発勝ち。7戦負けなしで残り4戦、再び鬼の連戦を迎えることに・・・
EL準決勝 1stleg vs.アトレティコ・マドリード(スペイン)
初のベスト4、相手はスペイン3強の一角アトレティコ。
調べたら05-06の頃は1部中位に居たらしいが、ここまで来るということは強豪と言ってもいいでしょう。
前半31分、守備の要・ヴァウの大会初得点で先制。
終盤勝って終わるかと思ったが同点弾&アウェイゴールを許し引き分け。
ベスト8に続いて再びこちらのアウェイゴールが必要な状況。
35節、気付いた頃には勝ち点5差の3位まで来ていたミラン戦。一時9位だったのに・・・
試合は2失点を許して8戦ぶりの負け。
結果、勝ち点2差に近づかれて首位とはいえ厳しい状況になりました。
ここまでで明らかに長くなったので切ります。
次回、リーグとEL優勝を賭けた7年目終盤です。